自然療法家のお話 その2

Aloha! 新井朋子です。

今日は真冬の寒さでしたね・・・一番厚いダウンを着て出かけていました。

こんな寒さの中、卒業式を迎えた専門学校生たちが、

学校の入り口で記念写真を撮っていたりしていました。

キラキラした未来が広がっている感じで、いいですね~~☆

これからどんどん活躍していってくださいね!

 

 

 

さて、自然療法について。

自然療法とは、人をホリスティックに診ていくということです。

ホリスティックに診るとは、各部分を切り離して考えるのではなく、全体をひとつでみていくという考え方です。

 

 

人間はいくつかの臓器が組み合わされて器官をつくり、器官が機能しているという、まるで機械のようなモノではありません。

人間は、スピリット、心、身体など、目に見えるエネルギーも見えないエネルギーも含めた、おおきなひとつのエネルギー体なのです。

 

 

多くの方が、なんとなくそうじゃないかな、と感じていると思います。

なぜなら、「わたし」という意識は間違えなく存在しているのに、どこにもカタチを成していませんよね。

少なくとも、「わたし」とは、今見えている自分の体と、「わたし」という意識をさしていると、誰もがわかっているのです。

 

 

スピリット > 心 > 身体

 

 

こういう図式ができますが、これは何も身体よりもスピリットが偉いという意味ではありません。

スピリットのあり方が心を作り、心のあり方が身体を作る。

身体は心に従い、心はスピリットに従う。

・・・ということを、表しています。

 

 

身体に症状として表れたときには、相当に重症だということが考えられます。

つまり、自分らしいスピリットのあり方で生きていなければ、やがて心を病み、それが身体に影響を与えた結果だというわけです。

なので、治癒するときには、感情が解放されて、スピリットのあり方を見直すというプロセスを踏むでしょう。

 

 

ホメオパシーを学び、実践し、相談会をやっていたときなど経験などから、これは本当にそうだな、と思うことが何度もありました。

 

あるクライアントさんは、1年ぐらい相談会を続けたところ、やっと記憶の底の底におしやっていた子どものころの性的虐待の記憶が浮上してきました。

そのトラウマを癒すと、その後、どんどんよくなって治癒していきました。

 

 

わたし自身も、心の奥底に澱のようにあったものが、抑圧された感情だったと気づいてから、バイタルフォース(生命力)がぐっと増したという実感がありました。

 

 

ホメオパシーの学校に通っていたときに、由井寅子先生が「症状はありがたい」ことについて、よく次のような比喩を使って説明されていました。

「症状が出てすぐに薬を飲んで抑えてしまうのは、

火事が起きているのに、

火災報知機がうるさいといって火災報知機を壊しているようなものだ」

 

 

身体に症状が出ているということは、何かが違っているというメッセージ。

どうしてその症状ができたのか、心もスピリットもふくめて全体で診ていくことが大切です。

スピリットのあり方、心のあり方を見直して、本人が何からしら気づくことが重要なんですね。

 

病院で検査をして、薬を飲んで症状を抑え、再びもとの生活に戻る・・・これで治ったとされているのが一般的な治療です。

スピリットや心のレベルでの気づきがなければ、ふたたび同じような症状がでる、もしくはもっと深刻な症状になることでしょう。

 

自然療法は単に病気をなおす療法ではないのです。

生き方、哲学なのです。

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『医師の迷宮』 パラケルスス著 ホメオパシー出版


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