「ハワイ神話講座」:アフプアアについて

Aloha! 新井朋子です。

今日は代々木の事務所で、「ハワイ神話講座」でした。

 

 

いつも熱心なみなさんが参加してくださいます~~m(__)m

みなさんのノートやファイルは、それはそれは素晴らしいですよ・・・わたしもコピーして欲しいぐらいです。

 

 

講座は、みなさんの希望を聞きながら、内容を決めます。

今回は、それぞれの王様のことを知りたい!とリクエストをいただいたので、カメハメハ大王をご紹介しました。

次回はカメハメハ2世です。

毎回、王&女王をひとりずつご紹介していきますね。

 

 

 

講座の後半は、「アフプアア」について。

 

 

アフプアア(Ahupua’a)というのは、ハワイ独特の土地区分のこと

山の頂上から、海までの谷を、ひとつの区分としました。

そこは川を中心にした肥沃な(大抵は)三角形の土地です。

 

 

 

アフプアアといっても広さはさまざまで、100エーカーから、100,000エーカーまであったとか・・・。

100エーカーは、東京ドーム8.5個分だそうです(イメージできますか?!)

 

 

 

アフプアアでは、自給自足の暮らしが成り立っていました。

 

 

海で魚をとり、磯で小魚や海草をとり、川から水を引いた畑ではタロイモを、山の畑ではサツマイモ、パンノキ、バナナなどを収穫します。

海辺では塩をつくり、山ではタパ(樹皮布)の材料となる木を入手します。

また、豚や鶏などの家畜も飼っていました。

海で魚をとってきた者は、山でとれた作物と物々交換をしました。

 

 

男たちは漁に出たり、フィッシュポンド(養魚場)を造ったり、家を建てたり、ポイ(ハワイアンの主食)を作ったりします。

女たちはタパ(樹皮布)を作ったり、子どもの面倒をみたりします

 

 

アフプアアの中では、アリイ・アイ・アフプアアと呼ばれるチーフが中心となり、それぞれの専門家をとりまとめていて、コミュニティ全体がうまく機能していました。

 

 

ハワイアンにとって、土地は神様からの預かり物。

自分たちは土地の管理者という考えです。

自然を敬い、自然とともに生きていたんですね・・・。

 

 

アフプアアのことを学ぶと、昔のハワイアンの暮らしがイメージできるようになります~☆

それはハワイ神話を理解する上で、とっても大切!

今日もみんなで、ひとつひとつ絵を見ながら学んでいきました(*^_^*)

 

Ahupua'a

 

このアフプアアのポスターは、マナ・カードアカデミーのマスター・コース生の方が、ハワイから買ってきて、アカデミーに寄贈してくださったものです☆

ポスターなので、折らないように丸めて、イプの穴に入れ、機内持ち込みで持ってきてくださったんですよ・・・もう、本当に感激です。MAHALO☆

 

みなさんのハワイ文化を学びたい!という熱意にいつも感動します\(^o^)/

 

 

★★次回の日程が決まりました★★

ハワイ神話講座

9月30日(水) 13時~14時30分

受講費 5,100円(教材費・税込)

マナ・カードアカデミー

*HPにまだアップされていませんが、備考欄に9月30日講座希望と書いてくださいね(*^_^*)


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