ハワイの神話 1: 「ペレの旅」

 

Aloha! 新井朋子です。
ハワイのページを少しずつ充実させていこうと思っています。

第1弾は「ペレの旅」です。

 

はるか遠い東のほうにカヒキと呼ばれる神々の国がありました。
ペレはそこで生まれました。やがて成長したペレは、カヒキを出て旅に出ることになりました。
その理由はいろいろな話が伝えられています。姉の夫と浮気をしたのが発覚してカヒキにいられなくなったから、大火事を起こして追放されたから、夫が自分の妹と駆け落ちをしたのを追いかけるため、新しい世界を知りたかったから・・・
いずれにしてもペレは海の守護者でもある兄カモホアリイが用意してくれたカヌーで、まだ卵の状態だった妹ヒイアカを抱き、妹や弟たちと一緒に旅に出たのでした。

 

ペレを載せた船はやがてハワイ諸島の最も西にあるニホア島にたどり着きました。そこにはペレが永住できるような深い火口はありませんでした。
つぎにニイハウ島へ向かいました。そこにも火口は見つかりません。つぎつぎと東に向かって島を巡り、終のすみかを探しました。
ペレはカウアイ島、オアフ島と旅を続けますが、なかなか適した場所がありません。良い所があっても、あとから追いかけてきた姉である海の女神ナマカオカハイによって海水で水浸しにされてしまいます。
とうとうマウイ島ハナで、ペレは姉と直接対決をすることになりました。けれども火は水に勝つことはできませんでした。ペレは姉に敗れてしまったのです。
ペレは魂となって、マウイ島からハワイ島へと飛んでいきました。
そしてキラウエア火口にあるハレマウマウ火口を見つけました。キラウエアは標高が高いので、さすがのナマカオカハイも海水を流し込むことはできません。
こうしてペレはようやく永住の地にたどりつきました。
今でもペレはハレマウマウ火口に住んでいると伝えられています。

ハレマウマウ火口とレフア

ハレマウマウ火口とレフア

 

 


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