秋もだんだん深まってきました。
東京ももうじき木の葉も色づいてくるでしょうね。
さて今日のマナ・カードは「モオ」。
モオというのは、ハワイ神話に登場するトカゲのような姿をした怪物です。
自分の土地にはいってくる者を攻撃して、持ち物を奪ったり、ときには命を奪ったりします。
ペレの妹ヒイアカが、ハワイ島からカウアイ島へと旅をする途中で、
何度もモオと戦いました。
モオは、ときに魔術者、ときに女性に化けて人をだましたりします。
マナ・カードの意味は「罠」。
畏れの罠、他人の言葉という罠、甘い誘惑の罠・・・罠にもいろいろありますが、
そんな罠がテーマのときに引くカードです。
そう聞くとちょっと怖いような感じもしますが、そうではないんですね。
例えば、恐怖という「罠」にはまっているなと感じたら、
裏を返せば、「罠」にはまっているだけだから、恐怖にとらわれなくて大丈夫なんだよ、と教えてくれているわけです。
物事を善悪で考える二元性の考え方はないんですね。
もっと大局にみて、別の見方でみれば、ほかの解釈もできるということを教えてくれているのです。
わたしたちの多くがはまりがちなのが、この恐怖の「罠」。
自分には足りない、欠乏している、劣っている、まだまだだ・・・という思いが原因ですね。
いつも恐怖の対象に意識していると、それが現実となり、もっともっと恐怖を倍増させる出来事がやってきます。
このカードは、自分が恐怖の「罠」にはまっていることを客観的に教えてくれます。
「罠」にはまってしまった自分が悪いとか、なんではまってしまうんだろう・・と考えるのではなく、
ああ、そうか、「罠」にはまってただけなんだな。もう出ようっと!と考えれば、すっとそこから抜け出すことができます。
『マナ・カード』を引いて、その都度解説書を読みます。
最初は解釈が難しいかもしれないけれど、でもそれを繰り返していくうちに、
自然とハワイのフナ(ハワイの知恵・哲学)が身についてきます・・・・。
そこが『マナ・カード』のすばらしいところなんですね!
最近、ビジネスマンや、ビジネス・ウーマンの方に多く使っていただいています。
この『マナ・カード』が単なる占いではなく、自分の中から答えを導く深い真理を秘めていると
みなさんが絶賛してくださっているんですね。
これから『マナ・カード』は、ハワイ好きの方だけでなく、ビジネスマンやビジネス・ウーマンの方に
どんどん広がっていくと思います~~♪
『マナ・カード』発売から10年。つぎのステージに入っていることを実感しています。
モオの化身ククイ。ククイの白くて可憐なお花。