Aloha! 新井朋子です。
今日のマナ・カードは「ナウパカ」です。
ナウパカは、ハワイのお花。ちょうど半分からちぎられたような形をしています。
これは山に咲く、“山のナウパカ”。
もうひとつ海辺でよく見かける“海のナウパカ”があります。
こんな形をしているためか、身分の違う男女が、結婚を認められずに、離れ離れにさせられて、若者は山のナウパカに、娘は海のナウパカになった・・・という神話があります。
マナ・カードの意味は「別離」。
なんとなく、このカードを引いたら、嫌だなあ~と思う人もいるかもしれませんね。
このカードは、自分の必要のないものを手放すことがテーマ。
それは人間関係かもしれないし、依頼された仕事かもしれないし、買おうとしていたbagかもしれません(!)。
わたしたちは、花びらは円形についているものだという固定概念があるために、このナウパカの花を見ると、ちぎれているようだと思ってしまうんですね。
でも、ナウパカにしてみたら、この半円形が完璧な形なのです☆
わたしたちは、時として、あとの半分を無理にくっつけなくてはと思うことかあります。
でも、本当にそれは必要でしょうか?
このカードを引いたら、ナウパカの花のように、半円形で完璧なのかもしれないということです。
また、このカードは、少し距離を置く、お互い自立する、という意味にとれることもあるでしょう。
いつまでもしがみつかないで、どんどん手放すことも必要なことですね☆
『マナ・カード ハワイの英知の力』
キャサリン・ベッカー著
ドヤ・ナーディン絵
新井朋子訳
ホクラニ・インターナショナル刊