Aloha! 新井朋子です。
今日はナウパカのご紹介。
ナウパカのお花は、まるで半分にちぎられたような形をしているのが特徴です。
ハワイではとってもポピュラーな植物で、浜辺にたくさん自生していますし、ホテルの植え込みなどにもよく植えられています。
ただ、お花がとっても小さいので、ナウパカだと気づく人は少ないかもしれませんね・・・。
そんな花の形のせいか、悲しい恋の物語が伝えられています・・・。
あるフラのハラウ(教室)に、愛し合っている若者と娘がいました。
けれども恋愛禁止の掟をやぶった二人は、殺されてしまいました。
その後、若者は山のナウパカになり、娘は海のナウパカになりました。
その2つのナウパカを合わせると、ひとつの花になるのでした。
海のナウパカ( Naupaka kahakai )
葉は黄緑色で肉厚。
白色の花に薄紫色の筋がはいっています。
実は白色。
お花をアップにしたところ。
山のナウパカ ( Naupaka kuahiwi )
葉は海のナウパカよりも濃い緑色。
海のナウパカよりも花弁が細い。
実は黒色。
山のナウパカは、なかなか目にするチャンスがないですね。
ハワイ島キラウエアにある、気ビジターセンターの駐車場で見ることができますよ!