お勧めハワイ本 16: 『祝星「ホクレア」号がやって来た。』

Aloha! 新井朋子です。

いつもマナ・カードの「ワア(カヌー)」のカードの説明のときに、ホクレア号のお話をします。

 

 

1960年代後半から、ハワイの優れた文化、伝統、知恵が、ほとんど失われかけたときに、文化復興運動がはじまりました。

 

そして1975年にアメリカ合衆国建国200年記念の事業のひとつとして、

昔ながらのカヌーで(ハワイには金属がなかったので、すべて木材や植物のロープなどでつくられています)、

昔ながらの航海術で(もちろん計器など使わずに、星などの自然のサインを読んで航海します)、

ハワイアンのルーツであるタヒチまで航海する、という大掛かりなプロジェクトがはじまりました。

 

それによって、ハワイアンにはすばらしい技術・知恵があるのだということを、外の人たちにも、そして自分たちのためにも証明したのです。

ホクレアのプロジェクトは、いまだに続いていて、世界中にアロハを届けています。

 

 

2007年に、ホクレア号は日本にも寄港しています。

本書は、ハワイから日本にむかっている間に書きあげられたもの。

写真や絵が豊富なので、とっても分かりやすいです。

 

 

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『祝い星「ホクレア」号がやって来た。』

内田 正洋著

エイ文庫

 

 

 

ハワイアンは海洋民族。

わたしたちはハワイ文化というと、どうしてもフラやウクレレなどをまずイメージして、なかなかカヌーや航海術は親しみがありませんね。

カヌー、航海術、魚釣り、漁など、ハワイアンと海との関わりを知っていると、より深くハワイの知恵を理解することができます。

ホクレア関連の本はたくさん出ているので、ぜひ1冊は読んでくださいね。

 

 

 

以前、こちらのブログで紹介した、『ホクレア 星が教えてくれる道』もお勧めです!

 

こちらも参考にしてみてね☆

 

お勧めハワイ本 4:『ホクレア 星が教えてくれる道』

 


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