ハワイの諺 15: ‘Olelo No’eau

Aloha! 新井朋子です。

 

今日は比較的暖かかったですが、いよいよ本格的な冬ですね!

ダウンやマフラー、帽子の準備もOK。

冬を満喫しましょう☆

 

 

さて、今回のハワイの諺シリーズ「今日の諺:’Olelo Noe’au」。

 

Ua  mau  ke  ea  o  ka  ‘aina  i  ka  pono.

 

大地の命は正義の元に永続する.

 

 

これはハワイ州のモットーになっています。

 

カメハメハ3世の時代に、一時的にハワイ王国がイギリスに占領されたことがあったんですね。

すぐにハワイ王国は復活しましたが、そのあとの感謝祭で、カメハメハ3世がカワイアハオ協会でスピーチしたときに語った言葉です。

 

 

ハワイは、カメハメハ大王の時代から、だんだんと白人が入ってきました。

最初は冒険家たち、そして宣教師たち、やがて実業家たちがやってきて、諸外国からもねらわれるようになりました。

ハワイは、太平洋の真ん中に位置しています。

太平洋を往復する船の途中基地としても重要でしたし、

各国にとっては、軍事基地としてもどうしての手に入れたいところだったんですね。

 

 

最終的にはアメリカに併合されてしまったわけですが、

今でもハワイの人たちは、自分たちの土地を奪われたという気持ちでいます。

 

 

そしてこのモットーは、その気持ちをよくあらわしていますよね。

 

 

王家の紋章にも記されていますし、

現在では、ハワイ州のシンボルマークにも記されています。

 

 

IZ『Hawaii  ’78』では、このモットーを何度も繰り返しています。

きっと聴いたことがあると思います♪

この歌がまた涙なくしては聴けない内容なんですよね。歌詞については、明日ご紹介しますね!

You Tube: Hawaii ’78

 

王家の紋章

イオラニ宮殿の門にある、ハワイ王家の紋章。

下のところに、モットーが記されています☆


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