自然療法家のお話 17: 中医学を学ぶ

Aloha! 新井朋子です。

8月は、療法家コースはお休みだったので、復習ものんびりとなりました。

ですが、やっぱり講義を受けてすぐに復習すべきでした・・・かなり忘れています。

また、いちから理解し直しました。

 

 

 

以前、脳科学のセミナーを受けたときに、記憶力について学んだことがありました。

その日学んだことは、1日経つと半分ぐらい忘れてしまうそうです。

でも翌日に復習すると、倍の記憶になる。

さらに1週間後、3週間後に復習すると、記憶が定着する。

 

 

つぎからは、翌日・・・せめて1週間以内に復習することにしましょう☆

 

 

でも復習したことを、こうやって1週間ぐらいたってからブログに書くというのは、記憶の定着という意味ではいいことだったんだなあ~~。

そんな効率も考えてみるといいかもしれませんね!

 

 

 

さて、中医学

とっても難しく、一生かけて学ぶものだな、ということだけは、すぐにわかりました・・・。

いろいろな角度から「見立て」ができるようになるためには、知っておかなくてはならない知識だな、ということも。

 

 

 

中国には、この世のすべてのものは、陰陽と、木・火・土・金・水の5つの要素に基づくという「陰陽五行説」という考えがあります。

その考え方がすべての土台になっているのです。

それは医学の分野も同じ。

 

 

自然は春から夏にかけて陽が高まり、それが極まると陰に転じ、

秋から冬にかけて陰が高まり、それが極まると陽に転じる。

自然はつねに移り変わり、その自然に従って生きれば元気だが、逆らえば病気になる、と考えます。

 

 

 

季節や時間帯の陰陽をかんがみながら、その人の病んでいる臓器をみていくわけです。

ほとんどの病気は、臓器の陰または陽の気が、多すぎる状態または不足した状態になることからおきます。

実際には陰または陽の気が不足することから、病気になると考えて良いそうですよ。

 

 

人間の内臓は、つぎのように五臓六腑にわけられます。

五臓:肝・心・脾・肺・腎

六腑:胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦

三焦は、実態ある内臓ではなく、働きを指すそうです。

まだビギナーなので、現時点では三焦は、脇へ置いておくことにしますね。。。。

 

 

中医学では、病気は臓器からおこるものと考えます。

たとえ腑が不調であっても、大元の臓器から治療していくのが基本。

 

 

さらに、臓腑はそれぞれ、お互いに生じ合う関係(相生)と、お互いに奪い合う関係(相克)があり、それらが絶えず変化していると考えます。

 

「陰陽五行説 相生 相克」の関係図を検索すると、五臓五腑と、木・火・土・金・水の関係を、五角形の図であらわし、それぞれ矢印で相生&相克の関係を示している図がたくさん出てきます。

きっとどこかで目にしたことありますよね・・・!

 

 

五臓五腑が、それぞれ助けあったり、奪いあったりしながら、調和を保っている・・・それはわたしたち人間関係、エコシステムなど、この世のすべての関係と同じ。

 

 

ここにも、錬金術の奥義が記されたエメラルド・タブレットのなかの一文、

as  above  so below(上なる如く、下もまた然り)という、大宇宙と小宇宙の関係を示しているんですね。

 

 

そして、それぞれの臓器の特徴をくわしく学んでいるところです・・・。

 

 

これまではいったいどこから手をつけていいのか皆目見当がつかない、という感じでしたが、ようやく「こういう感じなのか~~」と、おぼろげながらほんの一部がかすかに見えてきた、そんな感じでしょうか。

 

 

まだまだはじまったばかり。

 

学びの旅は続くのでした☆彡

 

 

モロカイの夜

モロカイ島の夜。


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