ハーバリスト＆占星術師ニコラス・カルペパー

Aloha! 新井朋子です。

大人女性のあなたへ、ハワイ神話と自然療法について、毎日ブログ更新中！

今日も楽しくハワイと自然療法を語りましょう。

今日は、ニコラス・カルペパーについて。

17世紀のハーバリスト＆占星術師。
ハーブやアロマに関わる方は、一度は耳にしたことがあるはず。

当時の一般的な医療というのは、病気になれば、瀉血（血を抜く）や、下剤など、かなり荒っぽい療法でした。
そのため病人はよくなるどころか、どんどん衰弱していったんですね。
一方で、植物をつかった民間療法も発達していて、薬草治療もおこなわれていました。

カルペパーは若いころから自分で薬局を開業したのですが、彼の処方する薬草がとても効果的ということで評判になりました。
そのころは占星術というのは立派な学問のひとつで、医学とは切り離せないものだったんですね。
カルペパーはホロスコープを読み、対応するハーブで治療をしていったわけです。
そしてそれは一般の人たちのみならず、貧しい人たちには安い費用で治療にあたっていました。

カルペパーの言葉で、わたしの好きなフレーズがあります～♪

占星術ぬきの医術は、オイルのないランプのようなものである。
ニコラス・カルペパー

わたしが最初に自然療法に興味をもったのは、ハーブ栽培だったんですね。
自分でハーブを育てること、そのハーブをあますことなく利用すること、それが基本だと思うんです。
そして植物は、空の星のエネルギーを宿していて、星を読めば、それに対応する植物がわかるのです。
その知恵が本来の占星術であり、医学だったわけですね。
エメラルドタブレッとに記されていた、as abobve so below（下にあるものは、上にあるものの如し）を表してもいるわけです。
太古の昔から、人間は農業や漁業を、星の動きで時期をはかっていました。
それだけではありません。大きな災害がおこったときも、そのときの星の配置と関連づけて、その後の予測につかったりしてきたわけです。
人間の歴史と、薬草や占星術の歴史は同じなんですよね。
占星術は、ただの占いではないのです。れっきとした学問だったのです！　