また台風が来るみたいですね。
明日はホクラニで高尾山に行くのですが、なんとかお天気大丈夫そうで、ほっとしています~~☆
さて、今日のカードは「ママラホエ」。
ちょっとわかりにくいカードかもしれませんね。
カメハメハ大王が制定した「ママラホエ・カナヴァイ」という法律があるのですが、そのときのエピソードに基づいています。
カメハメハがハワイの王になるずっと前のお話。
ハワイ島がいくつかの勢力に分かれていたときのことです。
カメハメハは敵対する相手が捕った魚を横取りしようとして襲いかかったのですが、
薄い溶岩の床を踏みぬいてしまって、裂け目に足がはまってしまいました。
身動きがとれなくなったカメハメハを、敵対者はカヌーのオールが折れるほど打ちのめしたのです。
カメハメハはその後家来に助けられました。
何年かたってカメハメハがハワイを統一したあとに、その敵対者と再び会うことがあったのですが、
罰を与えることはありませんでした。
カメハメハは、そのときのことから、どんな強い者でも弱い立場になることを学んだのですね。
そして全ての人たちが安心して暮らす世の中にすることを法律で定めました。
それが「ママラホエ・カナヴァイ」です。
このカードの意味としては、同情心、慈悲の心がテーマで、
もちろん相手に対してもそうですが、自分自身に大してもその気持ちを大切にすることを教えてくれます。
このカードを引く時、自分が心配していたり、恐れていたり、コンプレックスに感じていたりするときが多いようですね。
本当の強さというのは、自分が弱いということを自他ともに認めている人なのでしょう。
外に向かって自分を強く押し出すということは、何かのコンプレックスの裏返しということもあるようです。
みんな同じように恐れているし、不安を抱えているし、そんなもんだと思います。
ハイビスカスの原種。コキオケオケオ。