Aloha! 新井朋子です。
ハワイの日系移民のことを知るには、この映画は必見!
ピクチャーブライドというのは、文字通り“写真の花嫁”のこと。
ハワイに渡った日系移民のほとんどは男性で、サトウキビプランテーションで働きました。
もちろん女性がいません。
そのため、ハワイと日本で写真だけを交換してお見合いをしました。
ハワイから送られてきた写真だけを見て、花嫁になるために、遠く海を渡ってハワイへ嫁いでいった日本人女性がたくさんいたんですね・・・・。
けれども、ハワイから送られてきた写真は若い時に撮った写真だったり、まったくの別人だったりで・・・
いざ、ハワイについてみると、自分の父親ぐらいの年上の男性が待っている、ということが多かったそうです。
だからといって、日本に帰ることはできません。
ハワイで生きるつもりで日本を出てきているわけですし、船賃もとても高かったからです。
自分の運命を受け入れて、過酷な環境で生きていくしかありませんでした。
この『ピクチャーブライド』という映画は、このように日本からハワイへ渡っていった一人の娘が、最初はなかなか現実を受け入れられなかったものの、だんだんと強くなって、やがてハワイの地で生き抜いていく決心をするという姿を描いています。
主人公の娘を工藤夕貴さんが演じています。
この映画を見たときに、想像以上に大変な暮らしだったんだなと分かりました・・・。
ぜひ観てください!
もともとアメリカ映画なので、これは英語版です。
日本語吹き替え版のDVDは発売されていないのかもしれません・・・。