Aloha! 新井朋子です。
今日のカードは44番「アノアノ」。
とうとう最後のカードになりました。
2013年11月から、きまぐれではじめたカード紹介。
やっと44枚までやってきました~~(終わりが見えてきたとたん、スピードアップしましたが)。
最後のカードは「種」のカード。
思考は現実を作る・・・最初にビジュアライズするからこそ成功がある・・・そんなことを聞いたことがあると思います。
ハワイでは、もともと文字がありませんでした。
すべては言葉で伝えていきました。
ハワイでは、言葉には力があると考えます・・・・。
人を傷つける言葉を放てば、相手だけでなく、自分も傷つきます。
だから口に出す言葉には気をつけなくてはなりません。
同様に、発した言葉だけでなく、思ったことも実現します。
意識を向けたところに、エネルギーが流れるからです。
なので、起こってほしくないことを想像するのではなく、起こってほしいことを想像することです。
思考は種。
どんな種をまくのか・・・それが重要だと教えてくれるカードです。
カードの意味は「意思」。
あなたの意思を天に掲げましょう。
つまり自分のビジョンを掲げるということです。
または
天の意思を受け取りましょう。
いまは自分のビジョンを掲げるよりも、天にゆだねましょう。
なぜなら人間の想像には限界があるので、もっと大きな可能性のある天の意思に任せましょう。
このカードは上下カードなので、カードを引いたときに、
どちらが上になったかどうかで意味が変わってきます。
マナ・カードは正位置・逆位置という考え方はありません。
どちらが良い悪いという二元論ではないのです。
例えばこのカードは「意思」がテーマなのですが、
今は自分の意思に焦点を合わせるのか、天の意思に焦点を合わせるのか、
その違いだけで、どちらが正しいというものではないのです。
そういところも、マナ・カードのいいところですね☆
1番「イオ」(ミステリー)のカードからはじまって、
44番「アノアノ」(意思)のカードで終わります。
つまり
今は答えは教えてくれないけれども、
神々さえも創った大いなる自然(創造主、宇宙、天、自然、神。グレーとスピリットなどと表現されます)が
あなたに必要なときに、必要なものを与える、というカードからはじまり、
現実は意思が創る、というカードで終わります。
そして、ふたたび創造主につながっていくんですね。
わたしたちは、個々という感覚を持ちながら、大いなる自然の一部なんですね。
みんなつながっている、ワンネスの一部だということを、カードは教えてくれているのだと、わたしは思います。
『マナ・カード ハワイの英知の力』
キャサリン・ベッカー著
ドヤ・ナーディン絵
新井朋子訳
ホクラニ・インターナショナル刊